【実は一旦白紙に!MV完成までの真実】~前編~

    MVが完成するまでの真実~前編~

    昨年の6月、テクニカルフィンガーズは結成から5年目を迎え、5周年を記念して、ミュージックビデオ制作の話が浮上した。

    そこで、知り合いの映像プロデュ―サーにお願いをして、制作の話が進む中、東京で有名ミュージシャンのプロモを数多く手掛けている、MVの第一人者ともいえる、

    プロカメラマンの方に撮影して頂けることが決定し、高まる鼓動を抑えながら、撮影地や撮影日の打合せが着々と進んだ。

    そして、撮影日が9月19日に決定し、初めてのMV撮影に心躍らせながら、ワクワク・ドキドキの真っ只中、9月6日 3時7分 胆振東部地震が・・・

    僕は、真っ先に独居の視覚に障害がある方々の安全確認の見回りに飛び回った。

    そして、映像プロデュ―サーの方からこんな提案をされました。

    P氏「このまま予定通り、MV撮影の段取りを進めてよいですか?」

    佐久間「え?今はまだ、実家も停電中なのでそれどころではありません。一旦保留にしてください。」

    2日後・・・

    P氏「MV制作の話を予定と通り再開してよろしいでしょうか?」

    えーーーーーー!(心の声)

    佐久間「この状況下でMV撮影へは、気持ちが向きません。大変申し訳ありませんが、白紙にして頂けますか?」

    P氏「了解しました、ではキャンセル料の請求書をお持ちしますね。」

    僕たちが大切にしている価値観と大分ずれている!

    テクフィンとしては、想いが一緒の方と作品を創りたいと思っていたので、あえて延期にせず、キャンセルさせて頂きました。

    キャンセル料は、結構痛かったけど、大事な勉強代とさせていただきました。

    次回につづく。

    2019年6月1日より配信中のMVはこちらから↓↓↓