3月中旬、海外のようなロックダウンが日本で行われた場合、買い物する際に同行援護サービスを利用している視覚障がい者の方々が、
食料や生活必需品を入手するのが困難になるのではと、最悪の状況を想定し、「買い物代行支援サービス」の準備を着々と進めておりました。
そして、4月8日、一般社団法人 いっぽんは、東京などへ緊急事態宣言が発令されたと同時に、札幌市視覚障害者福祉協会へ要望書を提出し、現在までに4件の方々のサポートをさせて頂いた状況です。
5月6日までの緊急事態宣言が延長される可能性が高まった事により、体制を更に強化し、より多くの方々のサポートをして参りたいと考えております。
《買い物代行支援サービスの概要》
⚫︎視覚障がい者が買い物の際に普段利用している、同行援護サービスの自粛や、ネットスーパーの遅延などにより、食料品などの入手が困難になった、全ての視覚障がい者の方々を対象に、食料品や生活必需品の買い物を代行し、完全非接触対面にてお届けするサービスです。
また、国内に流通している商品には、殆ど点字表記がない事から、全ての商品に点字 or 拡大字のシールを貼付してお届けしております。
【お客様の声① 20代女性/全盲】
やはり点字を付けていただくことで、お届けいただいた物を自分で判別することができ、とても助かると感じました。
このような依頼ができるサービスがあると、まず知っているだけでも、生活の不安が軽減されます。
店員さんも今は店内に少なかったりして、一人で買い物に行ってもサポートを頼みにくい場合があります。
ネットスーパーでの買い物も、最近は混み合っていて、いつもどおりに注文を受け付けてくれるとは限らないので、生活に必要な物を確保できる方法は、特に今は複数見つけられると安心だと感じました。
【4/27 読売新聞の記事❗️視覚障害者の外出支援、コロナで不足…ヘルパー誘導「距離」保てず】
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20200427-OYT1T50135/