【以下、先天性の視覚に障がいをお持ちの ”柴田 裕里” ちゃんのお話💡】
↓↓↓
こんにちは。
今回は白い杖を持っている目の見えない・見えにくい人が、周囲に助けを求める方法についての思いを書き残します。
まず、白い杖をまっすぐに掲げて立つ姿勢について。これは「白杖(はくじょう)SOSシグナル」といいます。
視覚に障害のある人が何か困っている時に助けてと周囲に知らせるサインとして、特にここ数年で注目を集めるようになりました。
視覚に障がいのある方が周囲に助けを求める方法は様々です。
手を挙げて「道に迷いました、どなたか助けていただけませんか」と伝えたり、
「○○がうまく見えません、教えていただけませんか」と人の気配がする方向へ声掛けをする人もいます。
そしてこの白杖SOSシグナルもそのうちの一つです。
しかし私はこの姿では見えている人が直観的に「助けて」の意味だと気づきにくいのではないかなと思い、とても考えさせられました。
私は、見える人にわかりやすい助けての伝え方を複数持っていることも大切だという考え方を持つようになりました。
その時に「手を貸していただけませんか」の自分の声と見て気づいてもらいやすい旗があればと思いました。
もう一枚の写真はその思いを実現してくれた旗です。
これを持ち、声を出そうと決めました。
このような様々な助けての伝え方をきっかけに、私は観ることに困難のある人と見えていて力を貸せるよという人が、自然に関わりあえる方法をお互いに考えて知り合って行けたらと考えています。
だから様々な方と会話してどうしたら良いか学びたいし、私の経験をお話しさせていただくことで見えない人たちに親しんでいただけたら嬉しいなと思っています。