其の6 見返りを求めない「プラスアルファの努力」
「 ”~してあげる” という思いで行う善意の行動は、結局は ”~してあげているのに” との不満に変わってしまうことがある」
僕は昔、そういう事が多々あった。
どこかで、見返りを求めていたのだと思う。
それから、自分の間違った心の使い方を改め、本心でしたいと思うことを、自然にする癖をつける努力をしました。
会社員時代、仕事で営業マンのサポートにまわる現場の仕事が多かった自分は、手書きの紙媒体の発注伝票が当たり前だった事に疑問を感じ、
エクセルで関数を組んで、伝票をパソコン入力し、印刷したほうが、断然効率が良いと思い、
IT部門の責任者に提案したところ、他の業務が忙しくて、そんなの作る暇がないとあっさり断られました。
そこで、いつもの僕の発想で!
ないなら自分で作っちゃえ、
という事で、独学でエクセルの関数を覚え、3ケ月くらいで完成させました。
仕事のスピードが格段に向上し、営業の方々の仕事効率化につながりました。
もちろん会社からの対価は一切ありませんでしたが、
僕としては自分の評価を上げるためにした事ではかいので、みんなののお役に立てたということが、なによりも嬉しかったです。
それから、常に見返りを求めないプラスアルファを意識して、社内の改善点などを自分なりに探して、陰で改善することが、日課となりました。
会社員時代に意識していた3つの事
①これは自分の業務外だと思わずに、仕事の効率を上げ、時間短縮をするにはどうすればよいかを常に考えました。
②自分がこの会社の経営者だったなら、どうするかを経営者目線で、会社の事を考えるように意識していました。
③みんなが普段気づかないようなことに目を向けて、良く周りを観察して、ちょこちょこ業務改善を会社へ提案しました。